め得点経過等はないが、やはり我々は総力的に劣っているといわざるを得ない。昨年の夏に合宿で一緒に練習し、その際新チームとも何度か胸を貸してもらったが、その同じチームに対して月日が経った今、明らかに差し込まれる部分が多くあった。また、捕れるボールを簡単に落球するレシーバー陣。DBの積極性のなさ、全体的なタックリングの未熟さなどが露呈した。そして、何よりもましてスピードが相手より劣っているため、オフェンスはロスゲイン、ディフェンスでは必ず1〜2ヤードは常にヒットした段階で出され、それからゲインが続く展開となった。従って、ゲーム形式でやったら、コンスタントにシリーズを重ねられていただろうと思われる状況は随所にあり、チームの非力さを感じざるを得なかった。中でも不安なのは、最高学年の部員に進歩が見られないところである。常日頃からアドバイスしている部分の改善が全く出来ていないことである。彼らはある程度のフットボール知識は持っているが、それが身体に反映されない。自分のコンディショニングやパフォーマンスを最大限に生かすように準備すること、自分自身を鼓舞し体だけでなく心もアップすること、そして何よりもフットボールに対して貪欲になること。こうした目に見えない部分の習慣が確立していないのだ。そして、ひっよすると、それ以前に緊張感からか身体が思うように動かないのかもしれない。一方では1年生に成長の跡が見られる部分もあった。センターのスナップであったり、レシーバーのキャッチングであったり、ディフェンスのパシュートコースであったりだ。勿論、学年毎に求める価値基準は違ってくるため、当然こうした評価になることはいうまでもないが、そうであっても最上級生に今以上の奮起が求められる。春季開幕と同時に新3年生の引退の日までがカウントダウンとなる。毎年のことではあるが、一日でも長く思い出に残る選手生活が送れるように指導して行きたい。
冬季オープン戦(スクリメージ) 対 明治学院高等学校

2012年1月22日(日) 明治学院高校 G
AM13:00 練習開始  天気:雨後曇り (スクリメージ)
《コメント》
年末から続いた晴天だったが、試合に合わせるように低気圧が迫ってきて、試合前の金曜日から寒波と雨、そして小雪の舞う3日間となったため、本校で試合をする事が不可能となり、急遽明治学院高校でのスクリメージと変更になった。ポイント、スクリメージであるた
得点経過
TEAM PLAY(NAME)yd PLAY種類 PAT
浦和学院  #3    :(  8yd) RUN    RUN NG
BEARS  #23廣瀬:( 15yd) RUN     RUN NG
BEARS  #36田中:( 29yd) PASS RUN G
《コメント》
新チームでの初めてのゲーム。全くの未知数。そして、相変わらずの練習時間不足の中で、いつも相手をしてくれる浦和学院と練習試合を行う。結果は運良く勝てたけど、今の時期は勝敗より内容。浦和学院も攻撃回数を重視しながらオフェンスしてきたので、パントの少ないゲームとなったためか、お互いに発展途上のチーム構成を加え大味なゲーム内容になった。しかし、廣澤が抜けて次のRBが来春どう戦力になるかが課題だったが、新3年生となる大槻が攻守にわたり責任感を発揮できたように思う。一方、課題のパッシングオフェンスについては、まだまだ個人的なミスが多く、パスでシリーズを重ねていくのは難しい現状に代わりはない。送りバントと同じように、普通に出来ることが普通に出来ないケースが多く、個人のインディビジュアルが未完成のままであり、これについては、選手一人ひとりの自覚を期待するしかない。交代人数がいれば、こうした課題も自然と解決するものだが、我々にはそれがない。チームとして出来なければ出来るようにならないと勝利は見えてこない。このことを、選手一人ひとりがどう考えるかが、これからの課題だろう。若いチームは、ファンダメンタルは勿論のことであるが、練習試合を通じて上達する事も多い。運良くこの冬は練習試合の数にも恵まれた。1月に入ってからの2試合にどう選手が取り組むか期待したい。

冬季オープン戦 対 浦和学院高校

2011年12月11日(日) BEARS G
AM11:00 KICK OFF  天気:晴れ  (20分ランニング計時)

Team 1Q 2Q 3Q 4Q total
14
浦和学院高等学校